織田裕二さんが主演、青島俊作を演じ、大ヒットとなったドラマ「踊る大捜査線」。その後数々の映画が続編として作られました。
今回は映画「踊る大捜査線」シリーズの見る順番について紹介します。
「踊る大捜査線」シリーズの映画は？
踊る大捜査線の名を冠する映画はこれまで4作公開されています。
- 踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間！（1998年10月31日公開）
- 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ！（2003年7月19日公開）
- 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ！（2010年7月3日公開）
- 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望（2012年9月7日公開）
なお、2003年12月には「踊る大捜査線 BAYSIDE SHAKEDOWN 2」が公開されましたが、これはTHE MOVIE 2を海外向けに再編集した国際戦略版となっています。
スピンオフ映画も複数公開されている
「踊る大捜査線」の名を冠していないものの、踊る大捜査線シリーズに登場する青島俊作以外の人物を主人公とした劇場版、いわゆるスピンオフ作品も複数公開されています。
- 交渉人 真下正義（2005年5月7日公開）
- 容疑者 室井慎次（2005年8月27日公開)
- 室井慎次 敗れざる者（2024年10月11日公開)
- 室井慎次 生き続ける者（2024年11月15日公開)
真下正義はユースケ・サンタマリアさんが、室井慎次は柳葉敏郎さんが演じる人物であり、それぞれ自身の名前がタイトルに入ったスピンオフ映画の主人公となっています。
踊る大捜査線の映画を見る順番は？
踊る大捜査線の映画を見るおすすめの順番は、映画が公開された順番となっています。作中で描かれている年代の設定が基本的に映画の公開時期とリンクしているため、時系列も分かりやすいですよ。
踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!
『踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間』では1998年11月4日に湾岸警察署と勝どき警察署の中間の河川で水死体が発見される場面から始まります。1998年というのは映画の公開年と同じですね。
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
踊る大捜査線 THE MOVIE 2の時系列は「副総監誘拐事件」から5年後の2003年とされており、副総監誘拐事件が前作で起きた事件なので両作が明確に繋がっていることが分かります。
交渉人 真下正義
踊る大捜査線シリーズ初のスピンオフ映画として公開された「交渉人 真下正義」では、MOVIE 2の事件集結から数時間後に本作で扱われる事件が起こっていたという設定になっており、スピンオフでありながらMOVIE 2とは明確に繋がっている映画となります。
容疑者 室井慎次
「交渉人 真下正義」の映画終盤で室井管理官が新宿北警察署の特別捜査本部に呼び出されるシーンがあるのですが、このシーンは「容疑者 室井慎次」の劇中で起こる事件と繋がっており、2005年に公開された両作は直接繋がっています。
踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!
「踊る大捜査線」としては7年ぶりの劇場版となる踊る大捜査線 THE MOVIE 3。本作では2010年3月28日から物語がスタートしていますが、制作側としては7年という長い期間が過ぎたこともあって「新・踊る大捜査線 第1話」のような位置づけで制作されていたようです。
踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
踊る大捜査線 THE FINALでは、2012年12月21日に長期間にわたる張り込み捜査から青島俊作たちが帰ってきたところから物語が始まります。本作をもって踊る大捜査線シリーズは一旦の終幕を迎えるということもあり、同作にはこれまでのシリーズで警察官役を務めたキャストが再集結していますよ。
室井慎次 敗れざる者／生き続ける者
踊る大捜査線シリーズ久々の復活となる「室井慎次 敗れざる者／生き続ける者」の前後編は、THE FINALの数年後を描いた作品です。敗れざる者では、「警察組織を変える」という青島俊作と交わした約束を果たせず、定年前に警察を辞めた室井慎次が秋田の民家に移住し、里親として暮らしているシーンから物語が始まりますよ。
他にも様々ある「踊る大捜査線」シリーズ
ドラマからスタートし、その後何度も映画版が制作された踊る大捜査線シリーズ。映画以外にも過去には何度もスペシャルドラマが制作、放送されています。また、2026年には「踊る大捜査線」の名を冠する映画としては実に14年ぶりとなる映画「踊る大捜査線 N.E.W.」が公開予定となっていますよ。
最後に
今回は踊る大捜査線の映画を見る順番について紹介しました。ファン待望の新作映画公開を控えた踊る大捜査線シリーズ。2026年の公開が今から待ち遠しいですね！