そんなeスポーツですが、日本では未だに認知度が低いのが現実です。2021年のeスポーツ市場規模は78.4億円、2025年までには180億円まで拡大されると予想されています。今回は、そんなeスポーツを初心者でも始められるゲームを紹介していきます。
eスポーツとは
eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」の略で、コンピューターやビデオゲームなどの電子機器を使った対戦や競技などを、スポーツ競技として指す名称です。「e-Sports」という言葉は2000年代から使われるようになりましたが、1990年代に世界を虜にした格闘ゲームブームには、「プロ」という概念が存在し、競技としてゲームのスポーツ化が進んでいました。現在ではインターネットの普及により、世界各国のプレイヤー達が各々の技術を極め、オンラインやオフラインでプレイしています。
認知度の高いe-スポーツ種目
そんなe-Sportsタイトルの中でも多くの注目を集めているのが「FPSゲーム」です。なかでも「VALORANT」や「APEX LEGENDS」など、ゲーム好きなら聞いたことのあるタイトルが特に人気です。「FPSゲーム」は一人称視点で行われるシューティングゲームであり、戦略性や競技性が高いゲームがe-Sportsのタイトルとして評判です。
eスポーツの種目
eスポーツの主要種目をその種目のゲームと共にいくつか紹介していきます。
- シューティングゲーム
FPS(一人称視点)
-APEX LEGENDS、CS:GO
TPS(三人称視点)
-FORTNITE、荒野行動
- 格闘対戦ゲーム
-ストリートファイターV
- スポーツ
-FIFA、NBA
- レーシング
-グランツーリスモ
- パズルゲーム
-パズドラ、ぷよぷよ
- デジタルカードゲーム(DCG)
-ハースストーン
- リアルタイムストラテジー(RTS)
-スタークラフト2
- オンラインストラテジー
-クラッシュ・ロワイヤル
- MOBA(マルチオンラインバトルアリーナ)
-リーグ・オブ・レジェンド(LOL)
- MMORPG(マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム)
-ロストアーク
- 音楽ゲーム
太鼓の達人、ビートマニア2DX
日本でのeスポーツ
現在は多くの人に知られている「eスポーツ」ですが、日本でeスポーツが盛り上がりを見せはじめたのは2018年ごろからです。
日本eスポーツ連合が設立され、吉本興業がeスポーツに進出に発表するなどのニュースもあり、いままでとは違った視点でゲームの世界が大きな脚光をあびはじめました。現在は、正式にサークル活動として認める高校も現れ、eスポーツプレイヤーを専門に育成する学校もできています。
ではなぜeスポーツは人気なのか?
単刀直入に言えば「単純にゲームが好き」が1番の理由だと思います。
Nintendo Switchは2019年9月まで全世界で4,000万台、PlayStation 4は2020年1月までに1億600万台が売れています。
ハードウェア単体としてはとても巨大なマーケットになっています。そしてインターネットに接続するオンラインプレイでは、世界中のどこにいる人とでも簡単にプレイすることが可能になりました。
家から出なくても日本のプレイヤーがブラジルのプレイヤーが一緒にプレイすることだって可能なんです。そういった環境のもとに国際大会が開催され海外のプレイヤーと競いあう条件がととのってきました。
競技を行う際も、わざわざ飛行機に乗っていかなくても「競い合える」、それがeスポーツです。eスポーツ国内プロリーグの参加も少なくなく、新しい有望な人材が増えています。
このようにして国際対戦の機運は盛り上がりリアルにプレイヤーが集う国際大会が実現するまでになりました。
スポンサーも集めやすい!
もう一点、ビデオゲームは大会を開催するためのスポンサー集めもしやすいメディアと言われています。
通常のスポーツと同じく、激しい攻防や見事な逆転劇、手に汗握る試合も沢山あります。ここに、eスポーツの人気が爆発した理由がありそうです。
最後に
今回は、国際大会が実現するほど盛り上がりを見せるeスポーツの人気について少し紹介してみましたがどうでしたか?
若者ばかりに目がいきがちですが、eスポーツにはシニア部門も存在します。いつからだって遅くない、もしかしたらあなたもプロプレイヤーになれるかもしれません。