同じアップルの製品でも、MacとiPhoneでUSBポートが違いますし、ポートの形状が同じといっても、規格が違うと転送速度も違うので使用するときに注意が必要となります。そのため、まずどのモデルがどのポートを採用しているのか紹介していきます!
iPhoneに付属されているケーブル
アップルのiPhoneは、スマートフォンとしての機能だけでなく充電の面でも進化しておりますが、iPhone 5以降はアップル独自規格「ライトニング」ポートが今のモデルでも採用されており、付属されているケーブルは「USB-A & ライトニング」や「USB-C & ライトニング」だったりとUSBのタイプが違ってきます。また、2020年からはiPhoneにUSB充電器とイヤホン「EarPods」が付属しなくなり、iPhoneの付属品がケーブルだけになりました。
iPhoneの充電&ケーブルの進化
2012年9月 | iPhone 5 | ライトニングの採用開始(USB-A & ライトニング) |
2017年9月 | iPhone 8シリーズ | USB PDとQiに対応(USB-C & ライトニング対応) |
2019年9月 | iPhone 11シリーズ | USB-C & ライトニング ケーブルが同梱 |
多数のMacが採用しているポートが「Thunderbolt」だけ?
アップルのパソコンやノートパソコンにスマホのバックアップをしたいと思って、どのケーブルに対応しているか確認しようとしたら「Thunderboltポートしかないじゃん!!」と考えてしまう方がいると思いますが、ThunderboltポートはUSB-Cデバイスにも対応していますので、心配ありません!ただしデータ転送速度は違い、遅い方に適応します。バックアップするのでしたら、使用するケーブルのデータ転送速度をチェックしましょう!
バックアップや充電に便利なライトニングケーブル
現在、どのMacのモデルもUSB-Cに対応しているため、USB-C&ライトニングケーブルがあれば大丈夫ですね!その反面、USB-Aに対応しているMacのモデルが少なくなっていますので、持っていても使えないかもしれませんので、次の2つのケーブルをおすすめします。
アンカーの「PowerLine+ III USB-C & ライトニング」
約80kgの重さに耐えられて、35,000回の折曲げ試験もクリアしている優れた耐久性を用いているアンカーのUSB-C&ライトニングケーブルで、iPhoneとの互換性を保証するMFi認証があります。急速充電可能なUSB PD(Power delivery)対応充電器を使用すれば、iPhone 13シリーズならば30分で最大50%充電できます。
エレコム「MPA-CLY20BK」
屈曲性に優れており、断線しにくいケーブルなうえ、このケーブルも MFi認証を取得しているので、iOSをアップデートしても安心して使えます。急速充電可能なUSB PD(最大60Wの高出力)にも対応しています。データ転送にも使えるので、他の機器と接続して写真などの整理やバックアップにも便利です。