『地面師たち』の名言まとめ!流行語ノミネートも?人気の理由は?

ネットフリックスで6週連続1位を獲得した大人気ドラマ「地面師たち」。実際の不動産の詐欺事件を基にした作品で、キャスト陣が豪華で配信前から注目されていました。実際に配信されると不気味な登場人物とハラハラドキドキ感がハマってしまうとたちまち人気になります。SNSでも反響が大きかった地面師たちの名言から人気の理由を調査していきます。

地面師たちとは

地面師たちは2017年に起こった地面師詐欺事件をモデルにした作品です。被害にあったのは誰もが知る住宅メーカー「積水ハウス」は地面師たちから約55億円騙し取られました。この事件をきっかけに不動産売買で大金を騙し取る地面師という詐欺集団が大きく注目をされるようになりました。

豪華なキャスト陣とリアルを追求した地上波では放送できない過激な暴力や性描写で一気見してしまう人が続出しました。

流行語大賞ノミネートも

本作の中で何度も登場した名言が2024年の流行語大賞にノミネートされました。名言を使ったパロディ動画やマネをした動画が若者を中心にSNSで人気となったのがきっかけだと考えられています。地面師たちの名言からも彼らの性格やテクニックがよく分かります。

地面師たち名言

作中で登場人物が言うセリフの中で特に有名になった名言を4選紹介します。

もうええでしょう

法律屋・後藤が詐欺だとバレそうなタイミングや相手の決断を催促する時に使っていた言葉です。「もうええでしょう」は2024年の流行語大賞にノミネートされました。この名言を生み出した地面師たちの大根仁監督は、知っている関西弁がええでしょうしかなく結果的に6回ほど登場することになったと語っています。

もっともフィジカルで…

ハリソン山中は情報屋・竹下に「最もフィジカルで、最もプリミティブで、そして最もフェティッシュなやり方でいかせていただきます」と殺害方法を説明しました。フィジカルは肉体的、プリミティブは原始的、フェティッシュは性的魅力を意味しています。

この名言はハリソン山中のサイコパスな部分が詰まった言葉です。不気味な笑顔とジェントルマンな性格が垣間見える敬語が戦慄で印象的でした。

何かを得るには何かを失うのが常ですから

こちらもハリソン山中が最終話に発言した名言です。彼の人に情を抱かず、最終的には任務に協力してくれた人や仲間も消し去るサイコパスな行動を取る場面があります。詐欺を遂行する上で多くの犠牲が出ても仕方がないという伏線になっているでしょう。合理的に自分の利益を考える彼の性格が現れています。

このギブアンドテイクという考え方は多くの人に刺さる言葉でした。

ターゲットは大きければ大きいほど狙いやすい

地面師たちが集まって次のターゲットを決める際にハリソン山中が発言したセリフでした。大企業をターゲットにすることは普通なら失敗を恐れてしまうところですが、彼の言葉には詐欺師としての大胆さと自信が滲み出ていると思います。常に大きいターゲットを狙っていくハングリー精神も伺えます。

彼の言葉に他の地面師たちも気を引き締めて、大きなターゲットを狙うために念入りの準備を始めるのでした。

人気のワケ

紹介した名言にもあるように地面師たちの人間模様が見えるところが人気だと考えます。本作では売買契約をする際に、地面師たちの巧妙なテクニックを使う場面があります。地面師は完璧な下調べの上、心理的に感情を揺さぶり冷静な判断が出来ないところで契約を持ちかけます。このテクニックを見て視聴者も「大きな企業が騙されるのも納得だ」という意見が多く見受けられました。

まとめ

今回は「地面師たち」の人気の理由を名言とともに調査しました。不動産売買で大金を騙し取る地面師たちの人間ドラマが、見ている人の心を惹きつけました。ハリソン山中の名言がミステリアスな部分も相まって印象に残っている方が多かったです。他にも作中には地面師たち名言が残されているので気になった方はぜひ視聴してみてください。