Mリーグを見ていると「実況が叫んでるな〜うるさいな〜」「実況と解説、よく喧嘩にならないな」「なんかこの人たちの掛け合いコントみたいで面白いな笑」ということもしばしばあるのではないでしょうか。
熱血実況が特徴のMリーグ公式実況者『日吉辰哉(ひよしたつや)』と、解説の『土田浩翔(つちだこうしょう)』のペアが、毎回とても面白いんです!
今回、Mリーグ2021での、日吉辰哉・土田浩翔ペアの実況・解説の放送対局にしぼって、二人のコントのようなやりとりを一部紹介していこうと思います。
本記事を読むことで、Mリーグを楽しむポイントが増えること間違いなし!
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実況:日吉辰哉 解説:土田浩翔 の面白い掛け合い
真面目に麻雀の実況をしつつ、日吉の発言に対し土田があげあしを取ったり、厳しいつっこみを入れたり、時には小バカにするようなイジリをしてみせたり。その逆のパターンもあります
この二人の掛け合いを楽しみにMリーグを見ている人もいるのではないでしょうか。一例を紹介します。
10/4 第1試合 開幕戦
松ヶ瀬がタンヤオ変化になるを引いてきたこのシーン。対子のを落としていった時の、土田と日吉の会話。
土田:カンチーするかなあ…供託2000点あるし親だもんねぇ〜
日吉:まぁ〜たちっちゃいことを…開幕戦ですよ?土田さん。恥ずかしくないんですか!
土田:だって2900点は3200点は5200点だよ?
日吉:僕は絶対チーしますね
土田:・・・あぁんっ!?そりゃ200以上負けるよねぇそんなこと言ってたらねぇ
10/4 第二試合 南4局
日向藍子(ABEMAS)が一度テンパイを外し、絶好の待ちでリーチしたときのやりとり
日吉:いやーおめでとう、6,000オールだこれは
土田:何6000オールって
日吉:みててくださいよ土田さん、6000オールですよ。一発か裏ですよ
土田:流局もあるんじゃないの?
日吉:なぁあにを言ってるんすか笑。流局?オフシーズンに何かあったんですね…おかしなこと言うようになっちゃったな土田さん…
土田:3枚しかないんだよ残り笑
日吉:悲しいやい…
(結局日向はあがれず流局)
あげあしの取り合いに思えて実は仲良し
初めて聞く人からしたら「喧嘩?放送事故?」なんて思うこともあるかもしれません。でも安心してください。日吉・土田プロの実況解説は本当に仲良しでテンポもよく、毎回Mリーグの視聴者を楽しくしてくれます。
「なあにを言ってるんですか〜」「情けないなぁ…」「悲しいです」などのセリフがよく二人の間でとびかっていますので、ぜひそこにも注目してMリーグを楽しんでください!
Mリーグ実況 日吉辰哉プロフィール
出身地 | 静岡県 |
---|---|
生年月日 | 1976年4月11日 |
プロ入会 | 2005年 |
所属団体 | 日本プロ麻雀連盟 |
Mリーグ2019シーズンから公式実況に就任。とにかくよく叫ぶ、熱血実況が特徴。叫びすぎが原因?で、声帯のう胞で2020年に手術しています。
高い手でリーチが入ったときは特に興奮し、「うわああ!こわい!」「見たくない!これ以上見れない!」「山3!山3!やまさああん!」など、とにかく絶叫する熱い実況が特長。
Mリーグ解説 土田浩翔プロフィール
出身地 | 大阪府大阪市 |
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生年月日 | 1959年8月5日 |
プロ入会 | 1986年 |
所属団体 | 最高位戦日本プロ麻雀協会 |
知る人ぞ知る、七対子といえば土田プロ。放送対局での解説では、オカルト的要素を含んだ発言もしばしば(多々?w)あり、土田プロをよく知らない人からしたら「プロなのに何言ってるんだ?」と心配する人もいるかもしれません。しかし本人はいたって真面目であり、書籍も出版しています。
土田プロはかつて、桜井章一が設立した”雀鬼会”にいたこともあり、現代の麻雀理論から大きく外れた発言なんかは少なからずそれが影響しているものと思われます。
本名は「土田興司」。