ドラマ『リッチマンプアウーマン』3話のネタバレ感想・あらすじを、この記事ではご紹介しています。
総務省の事務次官・藤川真沙子(大地真央さん)が出した条件により、澤木千尋(石原さとみさん)は「NEXT INNOVATIO」でインターンとして働くことになっていました。
千尋は来客を知らせるため、社長の日向徹(小栗旬さん)の元を訪れると、雑誌のインタビューを受けていました。
記者は「最後に日向さんの出生について。日向さんは6歳から養子として、今のご両親に引き取られたということですが、実のご両親に会いたいと思いますか?」と尋ねると、日向は「思わない。生物上の親に会う事に意味がありますか?遺伝子工学でもやっていれば別ですけど。もういいですか」と言い、インタビューを終わらしました。
日向のドライさがカッコイイと思う反面、ちょっと怖いなとも思ってしまいますが・・。
ドラマの内容を、さっそく見ていきましょう!
リッチマンプアウーマンの3話ネタバレ
その日、日向は千尋に「せいぜい、頑張ってください。澤木千尋さん」と檄を飛ばし、千尋そっくりのアバター入りの名刺を渡しました。
その日の夜、千尋は、同じゼミの小野遥香(野村麻純さん)と食事していました。
千尋は受け取った名刺を見せ、澤木千尋は偽名で働いていることを打ち明けると、遥香は「馬鹿じゃない?名前を変えたって就職に有利にならないよ」と呆れました。
千尋が「今更、言えないよ」と頭をかかると、遥香は
「昔から知っていたわけ?日向徹のこと」と尋ねました。
すると、「あれは、私が東大を落ちた日だったかな」と話し始めます。
千尋は地元に居たとき、定食屋の女将(萬田久子さん)と仲良しで、家族や友達に言えないことを女将に相談していました。
千尋が女将に、東大に落ちたことを相談すると、女将は
「息子を捨てた私に親の気持ちを語ることは出来ないけど、早く言った方が良いわ」
とアドバイスします。
千尋が「息子さんに会いたいですか?」と尋ねると、女将(萬田久子)は
「死んでも会いたくないわ。『何で僕を捨てたの』なんて聞かれるのよ。それっぽい人が来ても、絶対に教えないでね」と話します。
家に帰った千尋は父親に東大が不合格だったことを報告する。千尋の実家は民宿で、その時の客だったのが、若かりし頃の日向でした。
2人は防波堤へ行き、千尋が「貴方はどうして来たの?」と尋ねると、日向は
「澤木千尋という人を探しに来た。母です。人づてに、ここが母の故郷だと聞いて来た。知らないですか?」と尋ね返しました。
定食屋の女将が澤木千尋という名前だったが、千尋は女将から「教えないで」と言われていたため、日向に「知らないわ」と答えました。
その後、千尋は定食屋へ行き、女将に「会えば良いじゃないですか」と勧めたが、女将は「会いたい、会いたくないの問題じゃ無い。会わない」と言い拒否します。
千尋は急いで実家の旅館へ戻ったが、日向はもうチャックアウトした後でした。千尋は2人を再会させられないことを無念に思い、鮮明に記憶していたのです。
**
翌日、千尋が「NEXT INNOVATIO」に出社すると、社員は朝から慌ただしい様子でした。社員は「このプログラムを見てよ。社長と1番親しいでしょ」と言い、千尋を取り囲みます。
千尋が「何なんですか、今日は」と尋ねると、社員は「デスメール」と答えました。
「NEXT INNOVATIO」のプログラマーは3ヶ月更新になっており、今日が更新日でした。夕方6時までに解雇メールが届けば、否応なしに解雇になるため、解雇通知のメールはデスメールと呼ばれていました。
その日、若手のホープ坂口(中野裕太さん)にデスメールが届きました。坂口は社長室を訪れ「売り上げ2位のゲームは俺が作った。初動で月10億の利益ですよ」と怒ります。
すると、朝比奈は
「学生であれを作ったのは凄いよ。しかし、君を採用して1年、今はさほど利益が無いんだ。君には才能があると思うんだけど」と話します。
しかし、日向は
「もはや、怒りさえ覚える。マイナーチェンジでだらだらとファンをつなぎ止めておくだけだ。全く面白くない。結局、君は無能だった訳だ。今までありがとう。さようなら」と言い、切り捨てます。
心因性認識不全症候群の日向は、坂口の名前を覚えておらず、「えーと…」と名前を思いだそうとすると、坂口は社員証を叩き付けて、部屋を出ました。
坂口が「NEXT INNOVATION」を出て行こうとすると、朝比奈が
「悪く思わないでくれ。あれが日向なんだ」声をかけました。
しかし、坂口は「別に日向の評価は変わっていない。俺がムカツクのはアンタだ。アンタは俺と同じで名声を欲しがっている。なのにどうして影にまわるんだ。日向徹にビビってるからだ。俺は違う。アンタのように逃げてない」と言い、立ち去ります。
その後、デスメールの期限となる6時になると、デスメールの来なかった「NEXT INNOVATIO」の社員は歓喜の雄叫びを上げて喜びました。
その後、2年間も長い間購入を検討していた木のテーブルが“売却済み”となっている事を知った日向は店員に激怒しますが、そのテーブルを購入したのが朝比奈燿子(相武紗季さん)でした。
譲ってほしいと話す日向に、燿子は拒否しました。
インテリアの趣味が似ている事が分かった2人は話が盛り上がり、バーを訪れます。
同じ頃、千尋とバーを訪れた朝比奈は、日向の母親の居場所が分かっているなら堂々と言えばいいじゃないのか?と話していました。
偶然会った日向に、偽名の事を打ち明けようとしますが
日向は「テーブルを再検討しなければならない」と足早にタクシーに乗って帰宅してしまいました。
数日後、坂口が千尋を訪ね「再就職は中々うまくいかない。新しいゲームを作ったから日向に渡してほしい」と依頼しました。
その後、ゲームを見た日向は“悪くない”と評価しますが
「人があたふたしているのを見るのが好きなんだ。再雇用はしない」と突っぱねます。
そんな日向の様子を見た千尋は
「あなたのやり方がそれでもいいです。でもせめて坂口さんには直接評価してあげて下さい。尊敬する人の一言が欲しいんです」と言い出ていきます。
その後「NEXT INNOVATIO」を訪れた坂口に「大丈夫だ。お前のアイデアは面白い」と褒め、日向の出資で会社を作らせることにしました。
その夜、約束していたOBが来ず、高級レストランで待ちぼうけている千尋を見かけた日向は、食事に誘います。
お酒の力を借りて“澤木千尋”の真実を打ち明けようとしますが、中々言い出せませんでした。
そんな千尋の様子を見た日向は
「これだから人と関わるのは面倒くさい」と呟きます。
「お母さんを探しに来ていたじゃない!」と口を滑らせた千尋に向かって
「お前は誰だ?澤木千尋は俺の母親の名前だ」と声を荒げる日向に向かって、故意に母親の名前を使ったと打ち明けました。
日向は「もう2度と顔を見せるな」と吐き捨て去っていきました。
「NEXT INNOVATION」では3か月に1度更新があり、解雇される若手プログラマーには“デスメール”が送られるという儀式がありました。
「人があたふたしているのが好きなんだ」と話す日向ですが千尋の一言で、デスメールが送られ解雇となった元社員を出資し、会社を立ち上げる事を提案しました。
インタビューでは「生物上の親に会う事に意味がありますか?」と言っていた日向が、実は母親の地元に訪れ、探していました。
若かりしき頃の日向が立ち寄った民宿が千尋の実家であり、日向から「澤木千尋という母親を探している」と聞かされていたのです。
そして、千尋は地元で料理屋を営んでいる女将“澤木千尋”に、内緒にしてほしいと頼まれていたのです。
口を滑らした千尋に向かって、偽名だと知った日向は、激怒したのです。
リッチマンプアウーマン3話感想
日向から名刺を用意された千尋はから嬉しさが溢れていましたね。名刺のアバターのそっくりさには笑えました!でも、名刺には偽名の“澤木千尋”の名がありました…
3話では“澤木千尋”と名乗った理由が明らかになりましたね。
日向の母親の千尋と、まだ大学入学前の千尋と接点があり、しかも若かりし日向が訪ねていたとは驚きです。
“澤木千尋”と名乗っている理由は、今作の重要な部分だと勝手に思っていた分、あっさり判明した事には拍子抜けしましたが、今後の展開が気になるラストでした。
デスメール事件では、日向の性格は最低なのか?と思いましたが、元社員を救済していましたね。
一番気になったのが、解雇となった坂口が朝比奈に向けて言い放った言葉「アンタは俺と同じで名声を欲しがっている。なのにどうして影にまわるんだ」です。図星をつかれた朝比奈の表情はピクピクしていましたね。
日向のことをかっこいいとは思い?ながらも、仕事のやり方に関しては気に入らずに文句をいう正直なちひろは、日向を変えてくれる予感!
日向とちひろは一緒に帰り、「お母さんを探しにきたんじゃない」と日向の前でついつい言ってしまい、「お前は誰だ?」と信用が薄れてしまいます。でもそこでうそをつかず、「あなたの気を引きたくてお母さんの名前を語りました」と打ち明けたところにはびっくりしました。以降、日向はちひろを信用せず、冷たい態度をとるようになってしまい、ちひろはとても悲しそう。でも、同じくらい、日向も悲しそうで、みていられない状況いになりました。今後、どうやって関係が修復されるのか、ちひろの居場所はあるのかとても気になります。
日向徹役の小栗旬さんのIT社長ぶりがとても光っていた三話。ネクストイノベーションで働く従業員に、デスメールと言われる三ヶ月更新が否かという、日向徹からのメールに怯えるという所が面白かったです。また無能と見なした社長には、容赦なく切り捨てる冷血ぶりが印象に残る三話は、今後の展開の大きな鍵となりました。また、心因性認識不全症候群という病を抱える日向。このような症状に悩んでこられた悲しい過去がある人を知っていますが、そんなことで物怖じする日向は、むしろその相手を認識出来ないという強気な態度に見えてしまう所に、器の大きさを感じました。実母とは離れ離れで、育ての親がおり、過去にその実母に会いに行き、たまたま澤木千壽役の石原さとみさんの遭遇していた過去が明らかになり、点と点が線で結ばれていった運命を感じるような内容でした。面白かったです。
総務省の藤川の出した条件により日向の会社で働くことになったヒロイン。まだ偽名で働いているのでこの先ずっとこのままで行くのかな?、それにしても回想でほんとうの澤木千尋のことや過去の日向とのやりとりが分かって驚きました。母親が拒んだとはいえ、二人を合わせられなかったことを後悔していたなんてなんて思いやりがあるのだろう。日向見習って~思っちゃいました。でも日向の記憶障害もなにか過去のトラウマから来てるのかもとも思います。ただそれを考慮しても今の会社のシステムは鬼です。社員に3か月ごとの更新で該当者には解雇通知がメールで届くなんてまさにデスメールですよね。解雇通知が届いた坂口が理由を聞きに行っていましたが、バッサリ切り捨てた日向、言い方酷いけどけっこう的は得てるなぁと思いました。それより坂口が日向より朝比奈を軽蔑していたことが意外でした。ちゃんと野心を持っている坂口の方が朝比奈よりいいかも。ラストに家具屋でのやりとりがあったけど、2年越しに家具を決めるってどんなに優柔不断?、先に決めた人に売った定員に怒る日向、器小さい~と思っちゃいました。
千尋が偽名を使う理由と日向との関係性が明らかになりました。「やっぱり!」と思いましたが、千尋が偽名を使っている理由が思ったよりも重たくて驚きました。千尋は日向の母親に会っていた上にその直後に日向とも出会っているという事が分かり、言い出せなかったのだと納得出来ました。周囲に黙っている事を咎められた千尋は何度も日向に母親の事を打ち明けようとしますが、中々機会が周ってきません。やっと告白出来たと思ったら日向から「2度とその顔を見せるな」と辛辣な一言を掛けられるシーンは、当然の成り行きだと最初は考えました。しかし、日向を母親に会わせられなかった日からずっと後悔しながら生き続けた千尋が報われずにいるのは見ていてとても辛かったです。千尋は今でも日向を母親に会わせたいと思っているからこそ、偽名を使ったと考えます。心が凍ってしまっている日向に今は伝わらなくても、いつかは千尋の想いが届く日が来ると信じています。
リッチマンプアウーマン3話のあらすじ
#3 2012年7月23日放送 明かされた過去 恋が壊れるとき
時間:46分
日向徹(小栗旬)は、バイクの後ろに朝比奈燿子(相武紗季)を乗せてNEXT INNOVATIONに戻ってくる。バイクから降りた燿子は、それを目撃した澤木千尋(石原さとみ)に、偶然だと声をかけた。
そんな折、日向は千尋に名刺が入った箱を差し出す。社員でもないのに、と戸惑いながらも、自分のアバターが印刷された名刺を日向が作ってくれたことが嬉しい。しかし、印字された名前を見た千尋は、「澤木千尋」が偽名だとはますます言い出しにくくなる。千尋からそう聞いた親友の小野遙香(野村麻純)は、以前から日向を知っていたのか、と聞く。千尋は、自分が高校生の頃、日向と出会った話を始め・・・。
翌日、千尋が定時前に出社すると、社員たちはすでに出社し熱心に仕事をしていた。焦った千尋に、安岡倫哉(浅利陽介)は、今日が「デスメールの日」と呼ばれる契約更新の日だからだと説明。プログラマーらは、3カ月ごとに契約を延長するが、契約更新できなければ日向から解雇通知のメールが届くのだという。早速、デスメールが届いた社員が、朝比奈恒介(井浦新)に泣きついていた。さらに、会社のホープといわれる坂口(中野裕太)にもデスメールが届く。怒った坂口は、日向と朝比奈に食ってかかるが一蹴されてしまう。
その後、日向は千尋に解雇した社員たちの不要書類を廃棄処分させる。その中に、ほとんど使っていない名刺を見つけた千尋は、日向のやり方を悪趣味だと批判。それを聞いた日向は・・・。(引用:FOD)
3話キャスト
・小栗旬・・・日向徹 役
NEXT INNOVATION社長。6歳で養子に出された過去を持ち、母親を探している
・石原さとみ・・・澤木千尋(夏井真琴) 役
NEXT INNOVATIONでインターンシップ中。日向の母親の名を語っている。
・相武紗季・・・朝比奈燿子 役
NEXT INNOVATIONのビル内のレストランのチーフ。日向に恋心を抱いている。
・浅利陽介・・・安岡倫哉 役
日向のスケジュール管理を行う専属秘書的存在だが、日向に名前を覚えてもらえない
・野村麻純・・・小野遥香 役
東大理学部4年生。真琴の親友。
・萬田久子・・・澤木千尋
日向の実母。真琴の実家近くに店があり、真琴と親交がある。
・中野裕太・・・坂口哲也 役
NEXT INNOVATIONのホープとされていたプログラマーだが、日向から解雇通知書が届く
・井浦新・・・朝比奈恒介 役
NEXT INNOVATION副社長。日向とは正反対の穏やかな性格。
3話ロケ地
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
ぜひ、『リッチマンプアウーマン』、見てみてくださいね♪
※このサイトのトップ画像は、公式サイトから引用させていただきました。