ドラマ『リッチマンプアウーマン』9話のネタバレ感想・あらすじを、この記事ではご紹介しています。
「NEXT INNOVATION」を追い出された日向徹(小栗旬さん)は、一緒に着いてきた夏井真琴(石原さとみさん)と共に、新しいオフィスで会社を設立する事に決めました。
「NEXT INNOVATION」のプログラマーの小川(中村靖日さん)細木(植木紀世彦さん)安岡(浅利陽介さん)ら3人は、日向に付いていくと話しており、机や椅子を注文していましたが、日向の分も含めて4つしかない事を真琴は残念がりました。
新しいオフィスを借りた事、机などの納品書を見た真琴は、日向の金銭感覚が変わっていない事に驚きます。
これから日向・真琴たちがどうなっていくのか‥心配ですね・・
ドラマの内容を、さっそく見ていきましょう!
リッチマンプアウーマン9話ネタバレ
その日、資産を確認した日向は、自宅や車は会社名義になっており、家具を売却しても、わずかなお金しか残らない事を知り、禅寺の笛木(中村丈雄さん)に頼み、お世話になる事になりました。
一方、「NEXT INNOVATION」の新社長となった朝比奈恒介(井浦新さん)が記者会見で、“今後の展開にワクワクする”と話していましたが、インターフェイスの業務提携先のJIテックから「お金がかかりすぎる」と指摘され、プログラマーは反対する中、変更を快諾します。
その後、朝比奈耀子(相武紗季)は日向に会い、兄の朝比奈がしでかした事を謝罪しました。
燿子は“意外だな、もっと弱ってるのかと思った”と驚くと、日向は
「弱ってもいられないんだ。馬鹿が1人付いてきたから」と笑っていました。
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日向の3億円あった貯金が、わずか数ヶ月で15万円になっていた事を知った真琴は。オフィスの壁に「節約」「節水」などを書いた紙を貼り「日向の金持ちマインドを強制する!」と言い出します。
しかし、日向は新会社を設立するために事務所を借りたものの、やりたいことがなく、プラプラと過ごしていました。
その日の夜、テレビで「NEXT INNOVATION」が実用化に向けた運用実験を開始するパーソナルファイルの新しいインターフェイスを見た日向は、「なんだこれは」と顔をしかめていました。
翌日、会合に参加した朝比奈に、事務次官の藤川真沙子(大地真央さん)が
“日向が開発したインターフェイスの方が、洗練されていて使いやすかった”と伝えました。
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ある日、真琴がATMで自分の通帳を記帳をすると、何故か、150万円もの大金が「NEXTINNOVATION」から振り込まれていました。
朝比奈を呼び出した真琴は喫茶店で、振り込まれた150万円を返そうしますが“約束の成功報酬だ”と言い受け取りませんでした。
一方、日向の事務所を訪れた燿子は、朝比奈が情報漏洩を仕組んだ証拠が入っているUSBメモリを差し出して「貴方のために何かしたいの」と迫りますが、日向は
「止めてくれ。君には関係が無い」と答えました。
ショックを受けた燿子は、わざと朝比奈と真琴が会っていた喫茶店に日向を連れていくと、喫茶店の外から、その様子を見た日向は、その場に呆然と立ち尽くしてしまいます。
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その後、真琴を呼び出した藤川は「NEXT INNOVATION」が提示したパーソナルファイルの問題点が記載された極秘の資料を見せ
「30分でこれを覚えて日向に伝えて欲しいの。彼にしか出来ない仕事なの」と言いました。
事務所に戻った真琴に、日向は冷たく突き放します。そして
「・・・どうせお前も居なくなる」と呟きました。
日向の態度に困惑しつつも、真琴は「私の事信じられませんか?・・・ああそうですか、私嘘つき女ですもんね!」と泣きながら、一生懸命紙に何かを書きなぐっていました。
日向は「そうだったな」と言い、事務所を出ていきました。
その夜、真っ暗なオフィスに帰って来た日向は“みーんな居なくなればいい…”と呟くと、自然と涙が流れてきました。
電気を点けると、真琴が書き込んだインターフェイスの問題点や改善点が壁一面に張り出されていました。そして
「藤川事務次官からの仕事です。日向さん仕様で、コスト半分で作り直してほしいです。期限は3日、宿題です」と書かれています
張り紙を読んだ日向は、「期限は3日?僕をなんだと思ってる。2日で出来る」と言い、パソコンのキーボードを叩き始めます。
3日後、総務省の会合で、朝比奈にパーソナルファイルの新インターフェイスを公開し、
「予算に収まる現実的な物を作っても、誰も使わなければ、税金の無駄使いよ。これはJIテックに作って貰いました。予算は当初の半分よ」と告げました。
そして、プログラムの最後のイースターエッグには、プログラマーの小川・細木・安岡に向けられた“~クソガキども、世界を変えろ~”と隠しメッセージがありました。
その頃、真琴が駅を出ようとすると、駅の出口に隠れている日向を発見し
「何してるんですか?」と声をかけると、日向が作ったインターフェイスが採用された事を伝えました。
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2人がオフィスに戻るとプログラマーの小川・細木・安岡が作業していました。
驚く日向に、小川は
「あのインターフェイスを作ったのは日向さんでしょ。僕は、ああいう面白い、見たことが無い物を作りたいです」と告げました。
小川達に“パーソナルファイルを取り返したい。僕たちのパーソナルファイルを世に送り出すのであれば、JIテックの下請けでも良い。名前は残らない。でも、僕たちが面白いと思う物を作ろう”と話しました。
そして“びっくりする壁”という意味の「Wonder Wall」という社名に決まりました。
そして日向は壁に「お金は大事、仕事は何でもやる。でも、魂は売らない」と書きました。
翌日、最初に頼んでいた机と椅子の5セットうちの最後の1セットが届き、真琴は大喜びしました。そんな真琴の様子を見た日向は
「お前が信用できる人間かどうかなんてどうでもいい。僕がお前を信じる」と告げました。
その日、テレビのニュースから
「500万人の顧客情報のデータを故意に流出させ、インサイダー取引の疑いで朝比奈恒介が逮捕されました」と伝えられます。
NEXT INNOVATIONを追い出された日向に着いてきた真琴は、禅寺の僧侶から「日向の心の壁を破ってほしい」と頼まれます。
決意を新たに、仕事に精を出しますが、とあるキッカケで朝比奈と会っている所を、日向に見られ“真琴にも裏切られた”と勘違いされますが、真琴は日向の下から去りませんでした。
自堕落な生活を送っていた日向を奮い立たせ、真琴の想いは日向に伝わります。
藤川事務次官からの依頼で、日向が作ったインターフェイスの隠しメッセージに気付いたプログラマーの小川・細木・安岡は、日向と真琴が二人で始めた会社に、入ってきます。
そして、「お金は大事、仕事は何でもやる。でも、魂は売らない」と決意し、NEXT INNOVATIONからインターフェイスを取り返す事に決めました。
リッチマンプアウーマン9話感想
心の壁を破った真琴に、日向が「巻き込むぞ」と言った時の、真琴の顔が可愛すぎました。
藤川事務次官の「NEXT INNOVATIONから日向が抜けると結果こうゆう事になるんですね」の一言は、朝比奈の敵対心を駆り立てましたね。壁が白く塗りつぶされる場面は、とても切なく感じました。
しかし、山上からは「ワクワクしない」と言われ、妹からは嫌われ、朝比奈は一生懸命頑張っていましたが、表情がどこか寂し気に感じていましたが、まさかの逮捕とは⁉
とても驚きました。
億万長者から一気に所持金が数万円となった日向を真琴は支え続けます。
ちょっとした勘違いで2人の仲は引き裂かれそうになりますが、最後には「俺がお前を信じる」と話した日向はとてもカッコよく見えました。
ネクストイノベーションの新しい社長として、井浦新さん演じる朝比奈は、小栗旬さん演じる日向の抜けた穴の空虚感を感じさせない為に壁を白く塗り直したように思えました。会社立ち上げ当時、思いは同じだったのに、時を経て考え方や価値観の違いは生じてくるのは致し方ないことだと思います。どの世界にも有り得ることで、よく言われる方向性の違いと言う言葉に当てはまります。しかし、日向はそのことを後ろ向きに考えない所が素晴らしいと思います。プライドが高く、他人に頭を下げることなどもっての他という性格が、今回は仇となるのか、と思われたがネクストイノベーションより日向に付いていこうという社員が現れることにより、彼のしてきたことは間違いではなかったことが証明されました。分かる人には分かると言うことでしょう。また振り回される石原さとみさんがあの手この手でサポートする姿がとてもいとおしい9話でした。
日向が夏井へのキスを寸止めしたところがすごくもどかしい気持ちになり視聴しながら、あぁ!と叫んでいました。夏井が日向にとって心の支えになってきていてそういう二人の関係性はとても羨ましいものだなと思いました。朝比奈と日向の考え方は同じ方向を見ていたように思っていましたが、中を見てみると違っていてそれぞれがそれぞれのやり方で動き出し、そんな中でも信念を貫き働く日向のような人には人が集まってくるんだなと思います。新事務所に自分の席がないと思い落ち込み、実際は席があったと知った時の喜び方、コロコロと表情を変える夏井を演じきっている石原さとみさんはやはり魅力的に感じます。日向のお母さんと繋がっていくところなど、今後の展開がどうなるか楽しみです。
朝比奈と日向の対比が面白かった今回。朝比奈は新社長になり自分の天下だと思っているのかけっこう横暴になった気もします。経費削減はうまくやっている印象でしたが、総務省の藤川が言うようにお役所仕事で面白みがない気はしました。日向は新しい事務所を設立したものの目的を見失っていて、真琴が一番大変そうでした。友達が言っていたみたいに男と会社両方作るのは難しいですよね。好きだからと答えたけど、自分は想われているのか不安になった真琴が健気でした。日向の金持ちマインドを治すために色んな貼り紙を貼っていたけど、金持ちマインドだから成功して来たとも思うのでやる気にさせることが一番かも。それにしても15億あったのに貯金が残残りわずかって怖すぎる~。
ネクストイノベーションをクビになった小栗旬さんが再出発をし紆余曲折がありますが、さすが小栗旬さんで新しい仕事を見事に物にします。その報告を疎遠になっていた石原さとみさんにし、石原さとみさんも小栗旬さんの影響もあり、違う道に進もうとしているといういわゆるすれ違いが起こります。お互いに応援しつつも、気持ちが抑えられないという恋愛模様がキュンキュンします。これまでの「仕事」という感じから一転し恋愛っぽいドラマになるところも面白い部分です。また石原さとみさんの影響で人間らしくなる小栗旬さんに成長の様子もこの回では強く感じることができるので、注目ですよ。クライマックスの展開に繋がる重要な回だと思います。
リッチマンプアウーマン9話のあらすじ
#9 2012年9月3日放送 私を信じて!あなたの壁を壊したい
時間:46分
朝比奈恒介(井浦新)からパーソナルファイル事業までも奪われ、送別会を飛び出した日向徹(小栗旬)。日向の後を追った夏井真琴(石原さとみ)は、あなたについて行きたい、と後部座席に乗り込み、徹はそのままバイクを走らせた。日没後の海辺で目覚めた日向の隣には、真琴が寄り添っていた。気まずい状況のなか、真琴の顔に風でコンビニ袋が張り付き、笑う徹。そのまま彼女の顔を見つめながら・・・。
「NEXT INNOVATION」では、新社長となった朝比奈が、記者から取材を受けていた。「真のカリスマ動く!」と賞賛された企画に朝比奈は微笑む。
そんな中、提携先のJIテックから、現状のパーソナルファイルのインターフェイスはコストがかかり過ぎるとクレームが入る。朝比奈はインターフェイスを改変して、総務省報告会で発表する。事務次官・藤川(大地真央)から、日向が開発した前の方がよかったと指摘されるも、顔色一つ変えない。
そんな折、朝比奈燿子(相武紗季)は、日向を呼び出し、兄のとった行動を謝罪、朝比奈が個人情報流出を仕組んだ証拠が入っているUSBメモリを差し出すが、徹は、謝る必要はない、と興味を示さない。バカが1人ついてきたから・・・、と真琴への想いまでも伝えられ嫉妬した耀子は、日向を外に連れ出した。そこには、リラックスした感じで談笑する朝比奈と真琴の姿があった。日向は凍り付いたままふたりをじっと見つめ・・・。(引用:FOD)
・小栗旬・・・日向徹 役
NEXT INNOVATIONを追い出され、総資産250憶から所持金数万円になってしまうが、新会社設立に向け奔走する
・石原さとみ・・・夏井真琴 役
日向に着いていった唯一の人物。日向の事を想っている
・井浦新・・・朝比奈恒介 役
NEXT INNOVATIONの副社長だったが、社内クーデターを起こし、日向を追い出す。
・相武紗季・・・朝比奈燿子 役
兄の個人情報流出の証拠を日向に渡そうとするが、断られてしまう。日向に片思いしている
・浅利陽介・・・安岡倫哉 役
日向に名前を覚えてもらおうと様々な努力をするが、一向に覚えてもらえない
・植木紀世彦・・・細木理一 役
日向の隠しメッセージに気付き、安岡・中村とともに日向の新会社へ移る
・中村靖日・・・中村智史 役
NEXT INNOVATIONのチーフプログラマーとして活躍するが、日向の新会社へと移る
・佐野史郎・・・山上芳行 役
NEXT INNOVATIONの取締役
・中村丈雄さん・・・禅寺の僧侶 役
日向の心の拠り所の寺の僧侶
・大地真央・・・藤川真沙子 役
総務省の事務次官。日向が抜けたNEXT INNOVATIONが物足りなく感じる
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
ぜひ、『リッチマンプアウーマン』、見てみてくださいね♪