さまざまな人気アーティストが一発録りで歌うYouTubeチャンネル、THE FIRST TAKEをご存知でしょうか?
ヘッドフォンをつけ、ポップガード(あみあみのやつ)のついたスタンドマイクに向かって真剣に歌うアーティストの姿。まるでレコーディング風景。
THE FIRST TAKEは、”一発撮り”をコンセプトとした、斬新かつ、シンプルな構成の音楽YouTubeチャンネルです。
失敗が許されないので、アーティストの緊張感も伝わってくる動画になっています。
2021年9月16日には、登録チャンネル数が500万人を突破。海外でも人気が高まっているとのことで、なぜここまで人気なのか?なにがすごいのか?を検証してみました。また、運営会社や収益についてもお話していきたいと思います。
人気の理由 【THE FIRST TAKE】ってどんなチャンネル?
まずは、THE FIRST TAKEがどんなチャンネルかについて簡単に見ていきましょう。
配信が開始されたのは、2019年の11月です。
記念すべき1回目のアーティストはadieuこと”上白石萌歌”さんでした。
チャンネル登録者に関しては、2021年9月16日現在で500万人突破とかなりの登録者数を誇っています。
チャンネルの概要は、さまざまなアーティストが、真っ白のスタジオでマイク1本のみを使い、一発勝負で持ち歌を歌うという内容です。
撮り直しが出来ず、アーティストの本気が見ることができる点がかなり反響を呼んでいるみたいですね。
運営している会社についても気になったので調べてみたところ、ソニー・ミュージックレーベルズが深く関わっていることが明らかになりました。
ソニー・ミュージックレーベルズがTHE FIRST TAKEの商標を出願している点と、ソニーに在籍しているアーティストが多く出演していることから、ソニー・ミュージックレーベルズが関連していると推測されます。
ざっくり「ソニーミュージック関連」であることは間違いないでしょう。
【THE FIRST TAKE】人気の理由を考察!
それでは続いて、THE FIRST TAKEの人気の理由について考察していきましょう
【THE FIRST TAKE】人気の理由1 斬新かつシンプルな構成
歌番組と言えば、派手な演出やパフォーマンスで視聴者を楽しませるエンターテインメント的な印象が強いですよね。
しかしTHE FIRST TAKEでは、白い背景にマイク一本。基本的にバックバンドはいなく、ボーカルのみの構成となっています。
この、斬新かつシンプルな構成が、視聴者にとっては新鮮で注目を集める理由にもなったと思います。
まるでドラゴンボールに出てくる精神と時の部屋のような空間です(下画像)。
【THE FIRST TAKE】人気の理由2 一発撮りの緊張感
これに関しては歌番組の収録も同じだとは思いますが、カット編集なしの一発撮りをコンセプトにしているので、アーティストの緊張感が視聴者にもひしひしと伝わってきます。
まるでレコーディング風景を見ているかのような新鮮な雰囲気もまた、人気を集める理由と考えられます。
【THE FIRST TAKE】人気の理由3 常にボーカルがアップ
音楽番組ではさまざまなアングルからアーティストやバックバンドなどを映しますが、THE FIRST TAKEでは、基本的にはボーカルの歌っている姿をずっとアップで映しています。
好きなアーティストが真剣に歌っている姿を、ずっとアップでみることができるのも、ファンとしては嬉しいですよね。
【THE FIRST TAKE】がなぜ面白いか、人気の理由をクチコミや評判を集めてみた
登録者数500万人を突破したTHE FIRST TAKEが今なぜ、こんなに人気を集めているのか?世間の人はTHE FIRST TAKEの人気の理由について、こう答えてくれました!
ただただ真っ白な背景とマイクだけがある空間で、よけいな装飾などが一切なくシンプルにその人の歌唱力のみを聞くことができるというのが受けているのだと思います。また、出演している方も、普段あまりソロで歌唱しないような人が出ているということも人気の秘訣だと感じます。
超人気歌手から一躍有名になった新人歌手まで幅広く参加されており、誰もが一人は知っているシンガーが見つけられます。ライブや歌番組とは違い、THE FIRST TAKEならではの一発どりという真剣勝負を通して歌手の新たな一面を見ることができます。
音楽YouTubeチャンネルの1つである「THE FIRST TAKE」では音楽TV番組の「ミュージックステーション」のような生放送ではないのですが、共通する部分では「本番一発撮り」という緊張感とその出演するアーティストの実力が垣間見れるのと懐かしき有名楽曲とそのアーティストの代表曲を生歌で聴けるので人気だと思います。
一発取りというコンセプトの番組なので、ここでしか見ることのできないアーティストの表情を見ることができるのが魅力だと思う。映像も白背景で綺麗なのでアーティストに集中することができるし、SONYがスポンサーなだけあり音質がかなり良く息づかいまで伝わって来る。
普段テレビで見かけるアーティストたちが、本番一発撮りで収録するというコンセプトが歌う側ももちろんだが、見る側にも緊張感を与え、特に初めて見る収録の内容は好きなアーティストは勿論、ちょっと興味のあるアーティストでも、ドキドキして見入ってしまうのが魅力なんだと思います。
この独特なギターと二人の声の音色がすごくジーンと来るものがあって、しんみり来ます、普通に歌っているのではなく、普段の出来事などあらゆるものすべてを醸し出しているそんな雰囲気を漂わせて、すごく魅力が感じられます。
毎回本当に豪華なアーティストがゲストとして登場し、普段見ることのできないアーティストの姿や、一発本番のレコーディングは視聴者にとても新鮮に映って人気なのだと思います。このチャンネルをきっかけに流行した曲などもありこのチャンネルは流行りの音楽を知るためにもとても良いチャンネルだと思います。
やはり「一発撮りの緊張感」という点が新鮮で人気の一つのようですね!
「白い背景にマイク一本、よけいな装飾がなくシンプル」
ジャンルは違いますが、猫のチャンネル「もちまる日記」も、白を基調とした部屋で編集もシンプルにまとまっています。昨今、人気の秘訣は「シンプル」にあるのかもしれません。
【THE FIRST TAKE】ならでは!?歌詞につまるシーンも
「セーラ☆ムン太郎」という面白い曲名で話題にもなったマハラージャンというアーティスト。
THE FIRST TAKEで、edenという曲を歌っていた後半の大サビ付近で、歌詞につまってしまうという貴重なシーンがありました。
そういうシーンが見れるのも、一発撮りのTHE FIRST TAKEならではの醍醐味かもしれません。
【THE FIRST TAKE】の最も再生回数の多い動画は?
THE FIRST TAKEにはこれまで多くのアーティストが出演していますが、最も再生回数の多い動画はどれでしょうか?
今回調べたところ、DISH//(北村匠海)さんの「猫」という動画でした。
再生回数はなんと1.5億回!(記事更新時の情報です。)
若者の間でもかなり流行った歌ですし、カラオケでも定番の曲になっているので、再生回数も伸びているんでしょうね。私も歌を覚えるためになんどもみました。
これ以外にも、鬼滅の刃の主題歌にもなっていたLiSAさんの「紅蓮華」や、YOASABIさんの「夜に駆ける」なども再生回数が1億回を超えていました。
やはり、今流行っている曲の再生回数がかなり高いですね。
【THE FIRST TAKE】の収益はどれくらい?いくら稼いでる?
ここまで色々なアーティストに出演してもらい、再生回数も伸びまくっているので、THE FIRST TAKEの収益についても気になりますよね?
調査の結果、気になる収益は1億5000万円ほどだと推測されています。
各出演アーティストへのギャラについてはさすがに情報もなく、推測もできないのでかつあいさせていただきます。
ウイルス関連で音楽業界がダメージを受けている中、YouTubeでここまで収益が出せるのは、音楽業界にとって大きいのではないでしょうか?撮影や編集に、ライブやその他プロモーション等ほどのコストはかかっていないでしょうし、利益率はよさそうですよね。
今後も人気アーティストの出演により、どんどん収益が伸びていくと予想できます。
登録者数500万人突破の【THE FIRST TAKE】はなぜ人気?何が面白い?音楽史上最速!■まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
THE FIRST TAKEの人気の理由は、なんといってもプロのアーティストが本気の一発勝負をしているところを見ることができる点です。
ウイルス関連が影響して、あまりライブに行けなくなった人も多いと思います。
そんなファンのために、プロのアーティストたちの生の音楽を届けることで、ライブでしか聴けない音楽を身近に聴いて欲しい。
そんな思いで作られたチャンネルなのかもしれませんね。
ぜひあなたも、好きなアーティストが出演しているときは、一度見てみてください!
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