古畑任三郎 赤い洗面器の男のネタバレ・登場エピソード・結末まとめ!

『古畑任三郎』の赤い洗面器の男のネタバレ・登場エピソード・結末について、まとめてみました!

古畑任三郎のドラマの中に登場する、「赤い洗面器の男」の話をご存知ですか?

古畑が見事に解決していく事件とは反対に、古畑や視聴者にとっては未解決のまま終わってしまう「赤い洗面器の男」。視聴者の間でも様々な憶測が飛び交い、オチが気になる!話題が上がるシュチュエーションが多様で面白い!と話題になりました。

今回は、古畑任三郎シリーズの赤い洗面器の男のネタバレ・登場エピソード・結末についてまとめてみました♪

古畑任三郎の赤い洗面器の男のストーリーとは?

「赤い洗面器の男」とは、古畑任三郎シリーズのドラマの世界の中で登場人物らが度々話題にしている小噺です。

本編の内容とは直接関係の無いストーリーですが、脚本を担当する三谷幸喜さんのお気に入りのギャグといったところ。

というのも、ドラマの世界ではこの話は度々話題に上がるメジャーな小噺なのですが、毎回オチまで聞けないのです。

何かしらのアクシデントが起こり、古畑はいつまで経ってもオチを知る事が出来ず、一連のそれがひとつのギャグとなっています。

毎回シチュエーションや言い回しは若干異なりますが、語られるストーリーは以下のとおり。

「ある晴れた日の午後、道を歩いていると向こうから赤い洗面器を頭に乗せた男が歩いてきました。

洗面器にはたっぷり水が入っていて、男はその水を一滴も零さないように、ゆっくりゆっくり歩いてきます。

私は勇気をふるって、

『ちょっとすみませんが、あなたはどうしてそんな赤い洗面器なんか頭に乗せているんですか?』

と聞いてみました。

すると男はこう答えました。『それは…』」

古畑任三郎の赤い洗面器の男の話が登場するエピソードは?

11話「さよなら、DJ」

初めて「赤い洗面器の男」の話が登場した記念すべき回です。

まさか頻繁に他エピソードで登場したり、古畑任三郎シリーズ以外の三谷幸喜作品に登場するなど思いませんでしたよね。

桃井かおりさん演じる犯人のラジオDJが、ラジオの本番、冒頭で赤い洗面器の男の話を始め、続きは番組の最後で言います。

いざ番組の最後に話そうとすると、突然現れた古畑に動揺して本番時間内にオチが話せず終了するというラストでした。

21話「魔術師の選択」

殺害されてしまうマジシャンが、事件直前に松たか子さん演じる恋人に「赤い洗面器の男」の話をします。

オチに差し掛かった時、突如マジシャンは倒れ死亡してしまい聞けず仕舞いで終了するというラストでした。

ちなみにこのシーンでは、オチの部分が「それは君の…」と他エピソードに比べて若干長くなっています!

と言ってもたったの3文字ですが。笑

後にも先にも「それは…」以降の言葉を聞けるシーンはありませんでしたが、君の…に続くオチだという点は多少絞られました。

25話「消えた古畑任三郎」(総集編)

総集編ドラマで、これまで古畑が逮捕した犯人が、失踪した古畑についてテレビ局のインタビューに答えていくという形式。

その中でやはり桃井かおりさん演じるラジオDJの中浦が、赤い洗面器の男の話をします。

刑務所の面会室でガラス越しに語る中浦ですが、オチに差し掛かった時に看守に突然呼び出されてしまう、というラストでした。

38話「最も危険なゲーム・後編」

江口洋介さんが演じたゲーム感覚で犯罪を行っていたテロリストが、仕事熱心な人物を見て古畑に赤い洗面器の男の話をします。

しかし、オチに差し掛かった時点でその人物・コントロールセンター長の武藤が倒れてしまい、会話は終了してしまいました。

ちなみに犯人は「職務熱心といえば、こんな笑い話を聞いた事がある。」という前置きをしてから話を始めています。

職務熱心に関連があり、笑えるオチであるという事はわかりますね。

39話「すべて閣下の仕業」(スペシャル)

舞台は南米某国の日本大使館で、世界中のジョークを知っているという現地人が、大使館職員に赤い洗面器の男の話をします。

それが全てスペイン語だったので古畑たちは話の内容を理解できず、今回もまたオチを知ることが出来ないというラスト。

しかしスペイン語を訳してみても、「とにかく笑える」「男は面白い人物だった」という事は判りますがオチは語られていません。

DVD「すべて閣下の仕業」の特典映像

「すべて閣下の仕業」がDVD化した際の特典映像で、三谷幸喜さんご本人が赤い洗面器の男について語っています。

三谷幸喜さん曰く「スペイン語を訳せばオチがわかる」そうですが、前述のようにオチが直接語られていた訳ではありません。

オチを話そうとする三谷幸喜さんの映像もノイズで途切れてしまい、結局またオチは聞けないという演出までされていました。

古畑任三郎の赤い洗面器は他の三谷幸喜作品で登場している?

王様のレストラン 第7話「笑わない客」

「王様のレストラン」は、経営が傾いたレストランを伝説のギャルソンらが復活させるというストーリーのドラマです。

主人公が外交交渉に臨むものの、その場のあまりの緊張感に場を和ませようと赤い洗面器の男の話をします。

しかし緊張からオチの部分を忘れてしまい、不発で終わってしまうというラストの展開でした。

「ラヂオの時間」映像特典サウンドライブラリー・副音声

ラジオ局を舞台にした物語で、なんと三谷幸喜さん作品という繋がりで桃井かおりさんは古畑任三郎の登場人物として出演します。

映像特典の副音声で中浦たか子のラジオを聴く事ができますが、それは「さよなら、DJ」内で登場した最後のラジオ本番です。

その為、ドラマと同様に古畑の登場に驚いた中浦は番組終了前にオチを話すことができず、番組のジングルが流れ遮られています。

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古畑任三郎の赤い洗面器の男のオチは?

結論から言うと、未だにオチは古畑へも視聴者へも明かされていません。

三谷幸喜さんの話によるとすでにオチは用意されているが、すぐにオチを明かすつもりはないとしているそう。

数々のエピソードで話題が上がる度に視聴者はソワソワさせられ、やっぱりまたオチは聞けない!というモヤモヤに苛まれますね。

しかしそれこそがネタであり、オチでもあるのかもしれません。

一部では「赤い洗面器」→「赤洗」→「あかせん」→「(オチは)明かせない」という意味であるという考察も飛び交っています。

「オチはない」というオチ説もありましたが、ここまで判明している赤い洗面器の男についての情報から可能性は低いようです。

「それは君の…」と続いていた事や、この話がポピュラーなものすごく笑える話であるという設定からもオチはありそうですね。

あくまで古畑や視聴者がオチを聞けないというだけで、周囲にいた方たちは聞いていたという描写もあります。

古畑任三郎の赤い洗面器の男の感想

細かいギャグやクスっと来る笑いが盛り込まれているのが、古畑任三郎シリーズの面白さのひとつですよね。

赤い洗面器の男の話はまさにその代表で、オチが聞けないとわかっていてもオチが聞けるのでは?!と思ってしまいます。

結局オチは聞けませんでしたが、バリエーション豊かでそう来たか!と楽しめましたし、お決まりのギャグが心地良かったです。

話題が登場する回の中には、どういうオチなのかある程度予想できそうな前置きが入っていたりもしていました。

その情報からさらにオチへの想像が膨らんで、一体どれほど面白い話なんだろう?!と夢見てしまいます。笑

いつかオチが明かされる日が来ますように…!

それにしても、三谷幸喜さんの遊び心が詰まったひとネタで、もっと三谷幸喜さんの作品を観てみようと思える面白さでした。

まとめ

今もなお、視聴者に謎を残し考察合戦が行われている「赤い洗面器の男」の小噺。

オチは徹底して明かされておらず、多数のバリエーションでオチ直前に話が強制終了してしまっています。

そのオチがいつか明かされる日が来るのか、そういった意味でも三谷幸喜さんの今後の作品に注目したいですね♪

古畑任三郎シリーズの赤い洗面器の男のネタバレ・登場エピソード・結末についてまとめてみました!

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※この記事のトップ画像は、FODから引用させていただきました。