YouTubeの登録者数が約160万人(2021年12月現在)、2021年8月12日に猫のインフルエンサーとしてギネス認定され、同年11月29日にはオリコン動物写真集部門で1位を獲得するなど、今や絶大な人気を誇る”もちまる”(通称:もち様)
もちまるのファンの中には、同じ猫を飼いたい!と思っている人も多いのではないでしょうか?
今回、もちまるの種類”スコティッシュフォールド”について、価格や性格、飼う時の注意点などをお伝えします。寿命や飼いやすさなども気になるところですよね!
もちまるの種類スコティッシュフォールドは飼いたい品種13年連続1位!
ペット保険のアニコム損保による飼いたい猫品種ランキングでは、もちまるの種類であるスコティッシュフォールドが13年連続1位を獲得しています!
このことから、すでにスコティッシュフォールドは多くの人に人気であることがわかりますね。
では、なぜそこまで絶大なる人気を獲得しているのか?その魅力に迫ります。
スコティッシュフォールドの特徴
もともとスコティッシュフォールドは垂れ耳が特徴の猫です。この垂れた耳が可愛くて、スコティッシュフォールドを飼いたいと思う人も少なくないでしょう。
しかし、実は現代のスコティッシュフォールドの半分以上が立ち耳の猫だそうです。もちまるも立ち耳です。
では、なぜ垂れ耳と立ち耳がいるのか?ちょっとややこしい話になりますが、スコティッシュフォールドはもともと耳が折れ曲がった変異種(遺伝性骨軟骨異形成症候群)として生まれました。
スコティッシュ(=スコットランド生まれの)フォールド(=折れた)
という意味で、スコティッシュフォールドと名付けられたようです。
見た目はとても可愛く愛らしいのですが、劣性遺伝の可能性や、骨や軟骨の疾患にかかるリスクなどを考慮し、耳折れ同士の交配(交尾)を避け、垂れ耳のスコティッシュフォールドは、アメリカンショートヘアー又はブリティッシュショートヘアーとの交配をするようになりました。
そして誕生したのが、立ち耳のスコティッシュフォールドというわけです。
なので将来的には垂れ耳のスコティッシュフォールドはいなくなるかもしれませんね。
スコティッシュフォールドの性格は?飼いやすい?
性格について
もちまるもそうですが、とても人懐っこく、暴力的ではありません。人見知りは、最初は警戒するものの、危険じゃないと判断するとすぐに懐きます。下僕さん(もちまるの飼い主)のご友人が遊びにきた動画も何本かありますが、一緒に遊ぶほど仲良くなっています。
そこにやきもちをやいている下僕さんもまた可愛いです。
飼い主の下僕さんを母猫だと思っているかのように慕っており、いつもくっついてそばを離れません。ずっとべったりくっついてるもちまるの姿を見て「スコティッシュフォールド飼いたい」と思った人もいるのではないでしょうか。
毛は抜ける?
抜けます。とくに季節の変わり目など、もちまる日記の動画を見ていてもわかるのですが、抱っこするだけで毛だらけになっています。抜け毛が気になる…という方は、そもそも猫はおすすめしません。
スコティッシュフォールドの寿命と病気について
猫の一般的な寿命は約15年とされています。スコティッシュフォールドの平均寿命は10歳~13歳と言われており、若干ですが短いです。
寿命が短い理由が、前半にお伝えした垂れ耳の原因である遺伝性骨軟骨異形成という病気にあります。
遺伝性骨軟骨異形成症候群
遺伝性骨軟骨異形成症候群という病気を簡単に説明すると、軟骨や骨に異常がおき、ひどい時には関節にコブができて、関節を動かしたり曲げたりするのも痛くなるという病気です。
スコティッシュフォールドはこの病気にかかる可能性があるため、一般的な猫の寿命よりも多少短くなっています。
遺伝性骨軟骨異形成症候群になりやすい他の猫種は?
遺伝性骨軟骨異形成症候群は、スコティッシュフォールドだけではなく、マンチカンやヒマラヤン・ペルシャ、アメリカンカールなどがいるようです。
▼愛猫の関節が気になる方は▼
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立ち耳のスコティッシュフォールドは病気にならない?
垂れ耳は遺伝性骨軟骨異形成症候群が影響していると言いましたが、立ち耳だからといって、遺伝性骨軟骨異形成症候群ではないかというと、必ずしもそうではありません。
スコティッシュフォールドである以上、親かその親などに垂れ耳の種類がいるでしょうし、少なからず遺伝子は残っているかと思われます。
耳が垂れていないからといって、病気にならないわけではありません。
ちなみにこちらの記事でも書きましたが、もちまるのお母さんも立ち耳です。
その他気をつけたい病気
気をつけるべき病気は骨軟骨異形成症候群だけではありません。肥大型心筋症・多発性嚢胞腎症などの内臓疾患にも気をつけなければいけません。
とは言え、他の猫にも言えることなので、猫に限らずペットを飼った際には定期的に動物病院で健康診断をするといいでしょう。健康管理をするべきは人間と同じです。
スコティッシュフォールドの値段は?
スコティッシュフォールドの価格はおよそ10万円~30万円程とされています。ブリーダーによっては、50万円を超えたりするケースもあるようです。
まとめ
飼いたい猫ランキング13年連続1位のスコティッシュフォールド。とても人懐っこくて飼いやすいことがわかりました。
しかし垂れ耳はもともと病気の一種でもあり、寿命が10〜13年と、他の猫より3〜5年短いようです。
猫に限らずですが、ペットを飼ったら一緒に遊ぶだけではなく、定期的に健康管理をしてくださいね。
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